撮影 2014,3,18 日。
本山=永平寺,総持寺。開創=宝暦五(1755)年。
開山=大樹寺八世玉潭真龍和尚。
開基=小泉俊明。中興開基=吉村徳平。
古くは伯耆国(大山町)金龍山退休寺の末寺として開創。
その後因幡国私都谷の普門山大樹寺を本寺とした。
大樹寺にて禅道を極めた鳥取藩士小泉俊明(法号-梅翁)は庵を建立、半間堂と称した。
禅寺にしたいと願いつつ志半ばで死去(1761)。
後,未亡人,師の玉潭和尚,
その後継-覚宗和尚等の尽力により玄長庵を迎え禅寺として開山「梅翁山玄長庵」とした。
天明年間になり堂宇退廃するも「祥雲山梅翁院」として再建。
明治後期には吉村徳平なる奇特檀家ありて、
堂宇改築に尽力し明治四十三(1910)年十四世賢珠和尚の代に伽藍は完成した。
昭和期にさらに再建の手を加えて今日に至る。
因幡薬師霊場二十六番札所。