真宗大谷派 清水山蓮徳寺。八頭町山路。
撮影2020,4,29日。
県道302号線。大坪バス停より南へ570m。
昔、八東村柿原に修験宗重寺(天文九年=1540)という無住の古刹あり。
若桜浄蓮寺泰山師が継承して「蓮徳寺」と改称する。
元文元年(1763)現在地に再建。
ー郡家町誌ー
「報恩の碑」概略。
長年無住の蓮徳寺に昭和二十一年(1946)六月
縁あって韓国から引きあげてきた三沢隆義さんが住職として着任
郵便局勤務、梨栽培に励みながら法灯を守る
妻の美枝とともに温厚誠実な人柄で誰からも慕われた
昭和五十年(1975)隆義逝去後美枝は得度住職を継承して仏道に専念
仏教会より著名講師を招いて法話会を実施
門〇教化の尽力するその姿は仏法が動かしている如くであった
昭和六十年(1985)十二月に庫裏落慶法要
平成八年(1996)十二月には本堂落慶法要を厳修した
平成二十一年(2009)四月九十一歳の高齢となり京都に隠棲
六十三年にわたる夫妻の甚大なる貢献に感謝し
「報恩の碑」を建立する
合掌 平成二十一年 秋彼岸
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