天徳寺

てんとく寺。鳥取市湯所。

撮影 2010,11,15 日。

曹洞宗 萬年山天徳寺。

開創=1539(天文八)年。

開基=鹿野町明星谷郷士-中原次郎左衛門久忠。

前身は福部村湯山、摩尼寺の一坊「多年山城福寺」とされる。

前記の中原氏が開基、子息の梅萼を開山として現在地に移転再建。

大正初期の失火、昭和二十七(1952)年の鳥取大火によって

総門を残して堂宇悉く焼失したが、

禅堂を地下に設けた本堂を再建し、

伽藍再興を成したのは昭和四十六(1971)年のこと。

当禅寺は因幡に末寺二十一寺を擁する古拙である。